第九回きさらぎ句会

第九回きさらぎ句会が10月22日(日)に開催されました。 ~お題:秋祭り~ ※その他作品もあります。

* 奉納の  酒は「石鎚」   秋祭      米子

* 冷まじき  波音を聴く  地蔵尊     由岐子

* 響けドン  響けドンデン  秋祭     とし

* 草の虫  草引く手元  飛び立てり    奈美枝

* 石鎚や  森羅万象  在祭        猛

* 祭太鼓  僧侶も交じる  グランドに   誉昭CIMG2258

* 天高く  グランドゴルフ  球の音    佳子

* 我が晴れ着  時代祭の  柄に染め    あつみ

* 太鼓去り  上から見てた  月静か    八千代

* 金木犀  朝突然に  匂ひ来る      ひろ子

* かき比べ  真白き房の  揺れ具合    カズ子

* 寒くなり  何を着ようか  迷ふ朝    富子

* ミサイルの  子等の訓練  身に沁みる  チカ子

 

【ミニ情報】

入居者の石井猛さんが応募された俳句が、平成29年10月12日付、朝日新聞朝刊の「愛媛 俳壇 夏井いつき選」

のコーナーに掲載されました。 ★ 秋濤の  広がる海の  薄明かり ★

※石井さんは「きさらぎ句会に参加しているので勉強になっている。本当に良かった」とおっしゃっていました。