第十五回きさらぎ句会が4月8日(日)に開催されました。
今回のお題はありません。皆さん自由に季節を感じて作られた作品となっています。
・ 石鎚の山ふところへさくら散る 米子
・ 筍のごはんの中の小宇宙 由岐子
・ 畑を打つ大地の匂ひ身にまとひ とし
・ たわい無い話の弾む春の昼 奈美枝
・ 連翹の花縷縷縷縷と古墳径 猛
・ 広き鍔の帽子に散るや桜花 誉昭
・ 三月も今日で終りと酒を飲む 佳子
・ 四葩咲く彩あざやかに雨の中 ひろ子
・ 廃屋へ覆ひかぶさる山桜 あつみ
・ 臘梅や黄色く甘くかぐはしく 八千代
・ 桜咲く日本の四季の廻りきて かずこ